男性の皆さん、会社や取引先の女性が髪を切ったことに気づいたら、どのように声をかけますか。それとも声はかけませんか？
最近知人との間で、たまたまこの話題が何度か出ました。
その話をした直後の週末、私は妻が髪を切っていた事に数日間気付いていなかったようで、「いつも気付かないよね～」と言われる始末。
小６の息子には普段から「女の子が髪を切ったら『髪切ったんだ、似合うね～』と言ってあげなさい」と教育しているのに、面目ない事態でした。
男性の対応の仕方
男性の対応パターンは５つあるようです。
- 髪を切ったことに気付かない
- 気付くけど何も言わない
- 気付いて何か言おうとするんだけど、うまい表現が見つからず、変にお世辞ととられても困るので結局言わない
- 気付いて、似合ってると思わなくても平気で「お似合いですね～」と言える
- 気付いて、自然に心から適切な褒め言葉が出る
皆さんはどれに該当しますか？
私は１か３が多く、たまに５といったところでしょうか。
５がコンスタントにできる人は最高のコミュニケーション上手ですが、なかなか難しいものです。１はそもそもスタートラインに立てていませんね(笑)
組織で出世するタイプ
友人達と議論になったのは４です。周りを見渡すと必ずこういう人いますよね。傍から見ると心がこもっているようには見えませんが、本人は平然とさらりと言いのけます。言われた女性も案外まんざらでもなさそうです。
４ができる人は実は組織の中で結構出世するタイプです。心から思っていなくても、特に悪気もなく、まるで挨拶を交わすかのように「お似合いですね～」と言えるのは高いコミュニケーション能力の顕れです。相手と良好な関係を築こうという積極的な気持ちが出ています。
人は誰でも自分に関心をもってくれる人が好き、嘘でも褒められたら悪い気はしません。だから４ができる人は周囲の人から可愛がられ、仕事も任されるようになっていくのです。
「心にもないことなんか、言えるか！」と思っている人（私もその１人です・・）は、まだまだビジネスパーソンとして甘いですね。組織で仕事をやりやすくするには、日頃から言葉を通じて良好な関係を築いていく努力が欠かせません。
変化に気付いたら言葉をかけてあげる
今回たまたま女性の髪を例にしましたが、人と触れ合うと色んな事があります。
いつもと違うテイストの格好で来る人、表情に元気がない人、今日だけ妙にテンションが高い人、いつも朝早い人がぎりぎりに出社、などなど、人それぞれ日々変化があるものです。見た目の変化は、心の内面の変化と関係しており、その心の内を感じ取ってあげる。感じ取ったことを何か言葉にして、コミュニケーションしていく事はとても大事だと思います。
仕事の関係に限らず、友人、家族、親、恋人、いずれも同じ。５のコミュニケーション達人にはなれなくとも、相手の変化に気付いたら、何か言葉をかけるという習慣は是非とも学ぶべきものです。
今回はかなり男性目線で書いてしまいましたが、女性は違う意見かもしれませんね。異論、反論ある方は是非ご意見下さい！
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