「今、仕事は楽しいですか？」という問いを、私は過去自分に何度か問いかけました。
迷わず「ハイ！」と答えられた時もあったし、そう答えられない時もありました。
「仕事の楽しさ」は遊びの楽しさとは異なります。
仕事で結果を出すためには相応の努力や忍耐、粘り強さが必要です。頭も体もフル回転させなければなりません。
その努力の過程で一歩一歩物事が前に進み、何らかの成果に繋がった時、じわーっと体内で感じる満足感や達成感こそが、仕事の楽しさだと思います。
お客様に感謝の言葉を貰った時、上司に褒められた時、ボーナスを沢山もらった時など、誰もが満足感を感じますよね。
逆に、仕事の目的が見えなくなったり、理不尽なやり方を受け入れざるを得なかったり、結果を出したのに誰も認めてくれなかったり、そういう時は仕事を楽しくないと感じるものです。
では、仕事が充実して楽しいと感じるためには、どのような働き方をすればいいでしょうか？
私は、日本人の働き方がこれから大きく変わると思っています。
日本人の働き方が変わる – 自らつかもう！ イキイキ幸せなキャリア
戦後50年代～90年までの右肩上がりの時代の働き方がありました。
90年以降、成長前提のシステムが崩壊し、迷いながら歩んできた「失われた20年」がありました。
そしてこれからはビジネスパースン１人１人の稀少価値が高まります。
個人がそれぞれの力をもっと自在に発揮し、自らの幸せなキャリアを選択していく時代です。
新たな市場ニーズに対応する新しい小企業が沢山出現します。
企業は個の強さを抑制した組織力ではなく、個の力を最大限に生かす組織力で勝負していかねばなりません。
では来たるべき時代において、ビジネスパースンの理想的な働き方とはどのようなものでしょうか？
私は理想的な働き方として次の7ヶ条を提案します。
１．使命を持って働く
２．価値観を共有し信頼できる人と働く
３．仕事を通じて感謝や喜びを感じられる
４．社会（顧客）及び組織に対して貢献し続けられる力をもっている
５．仕事に主体的に取り組み、責任を持ち、従属しない
６．仕事だけでなく人生を楽しむ
７．必要なお金をしっかり稼ぐ
この７ヶ条を満たしたら、仕事はとっても楽しい筈です。
全て満たすのは決して簡単ではありませんが、是非ビジネスパ－スンの皆さんが、一歩ずつ近づいていけるよう願っています。
私も勿論まだまだ頑張らねばなりません。
７ヶ条それぞれの意味については、次回のブログで詳しくお伝えしたいと思います。
