2017年7月27日、弊社の竹居が、山梨県甲府市にて開催された人材セミナーで講演を行いました。
本セミナーは「中小企業の儲かる働き方改革」と題して、山梨県プロフェッショナル人材戦略拠点主催、やまなし産業支援機構共催で、地元の企業経営者を中心に約70名の方が集まりました。
セミナー第一部では、『中小企業は「働き方改革」にどう向き合うべきか ~「働き方改革」を企業変革の好機へ~」とのテーマで竹居が講演をしました。
講演の主な内容は次の通りです。
「働き方改革」は、残業削減の取組や、女性活躍や育児などの支援制度、ITツール等に代表されるハードの導入だけに終わるものではありません。魅力的な職場をつくり、そこで働く従業員が日々の仕事にやり甲斐、働きがいを感じながら成長し、持続的な会社の発展に結び付けていくための手段です。
働き方改革が順調に進んでいる会社には明確な動機と目的があり、聖域をもうけず、自社に最適な道を選択しています。横並び発想や施策のつまみぐいで成功するものではありません。
これからの10年は今を遥かに上回る人手不足と仕事の質的変化が生まれます。現状の延長線上の発想を超越した生産性向上をいかに実現するか、従業員を単純作業から解放し、創造性、自律性、変化対応力などをいかに高めていくかによって、企業の命運が左右される時代です。
「働き方改革」は人という経営における最も重要な資産をどのように活用していくか真剣に考える良い機会です。これをチャンスと捉え、社員も巻き込みながら会社にフィットする働き方改革を進めていきましょう。
第2部では、県内の代表的な有力企業である株式会社ササキの佐々木代表取締役、株式会社大直の大森経理部長、山梨県プロフェッショナル人材戦略拠点の廣瀬マネージャーを迎え、弊社竹居がファシリテーターとしてシンポジウムを行いました。
各社の働き方改革の状況に加え、地方企業によるプロフェッショナル人材採用の進め方、UターンやIターン就職の魅力や醍醐味などについて、活発なディスカッションが交わされました。