2017年11月8日~2017年12月20日にかけて、中央大学キャリアセンターと株式会社SUSUME(弊社)ならびにエムスリードクターサポート株式会社の協力のもと、1年生~3年生を対象とする「PBL講座」を開催致しました。

講座の企画ならびに講師は全回を通じて弊社の竹居が担当いたしました。

本講座の狙いは、就職活動に入る前の学生に「企業に入ったらどんな仕事をするのか、仕事ではどのような能力が求められているのか、自分のキャリアはどのように考えていくべきか」などを考えてもらう機会を提供する事です。

授業は11月8日から12月20日まで毎週の全7回シリーズで、カリキュラムはこのような内容でした。

第1回 11月  8日(火)  “学生のうちに知っておくべきキャリアデザイン”
第2回 11月15日(火)  企業理解、企業分析
第3回 11月22日(火)  エムスリードクターサポート株式会社の理解
第4回 11月29日(火)  サービス及び市場の理解
第5回 12月  6日(火)  サービス改善案検討
第6回 12月13日(火)  サービス改善案まとめ
第7回 12月20日(火)  最終発表会

エムスリードクターサポート㈱をケースとして、企業の理解、事業の理解を深め、後半では同社が実際に提供しているサービスを題材に改善提案を考え、最終回でチーム毎に発表

最終ゴールは企業のサービスに対する改善提案発表なので、チームメンバーそれぞれが顧客ヒアリングを行ったり、市場規模を調べたり、具体的なサービスを考えたりしました。

そのプロセスの中で、発想力、行動力、分析力、思考力、コミュニケーション力、チームワーク、リーダーシップなどが求められ、学生にとっては普段の授業ではなかなか得られない貴重な経験となったようです。

 

宿題も多く、通常の授業に比べて遥かに負担の多い講座だったので脱落者も出ましたが、多くの学生が最後までやり抜き、最終発表会では自信に満ちたチームプレゼンを行いました。

 

講座終了後に行った受講生アンケートの結果は以下の通りです。

とても良かった(45%)

良かった(45%)

普通(10%)

あまり良くなかった(0%)

良くなかった(0%)

満足度の全体平均点:5点満点中4.4点

 

受講生の評価のコメントもご紹介します。

  • 答えがないものを考えて形にすることの大変さが分かったことと、チームの意見をすり合わせることの大変さが分かったから
  • 企業調査など、普段の授業では分かりづらいところなどを知ることができ、勉強になった
  • チームで作業する場はあまりないのでこの機会は貴重
  • 自身の将来を考えるうえで非常に助かったから
  • 自分か将来働いたときの擬似体験のようなものができたのは、良い経験だった。また、自分の意見が通らなかったとき、こんなにストレスが溜まり、切り替えるのが難しいかを学んだ。
  • 普段中々会えない他学部の他学年と議論できたからです。皆さん知識持ってて、普段の怠情を反省しました…。
  • 内容が難しかった。自分の不得意なことが発見できた。
  • 人と議論していく中で、そう簡単に何かを進めることはできないと同時に、多くの良いアイディアを出せ合えるということに気付けた
  • 短い時間ではありましたが、チームで「仕事する」という基本を身をもって経験することが出来ました