2017/12/28 09:00:00
  • 中小企業は今こそ「ツドイカツヤク大作戦」を!  〜 働き方改革に無縁でいられる中小企業はない 〜 【SUSUMEニュースレター Vol.18】


おはようございます。
株式会社SUSUMEの竹居でございます。


※本メールはニュースレター配信をご登録の方、弊社セミナーにご来場された方、クライアントの皆様方、ならびにこれまで名刺交換をさせていただいた方へお送りしています。



早いもので2018年も年の瀬が迫ってまいりました。
本日が仕事納めという方も多いと思いますが、皆様の2018年はいかがでしたか?

私は今年の年初からこのニュースレターをスタートしましたが、
「いつも読んでるよ〜」と言って下さる方の声や、毎回色々な方から頂ける感想やご指摘がすごく励みになりました。

自分の見方が一面的であると気づかされたり、全く異なる視点を頂いたりして、私自身多くの学びを頂きました。

発信することで得られる新たな発見や繋がりがあり、読んで下さった皆様方に心より感謝を申し上げます。



今年は「働き方改革」に関わる仕事に多く携わらせて頂きました。

「働き方改革」をテーマとする講演や、「働き方改革」に取り組む中小企業の実行支援などの仕事です。


「働き方改革」という言葉は、どちらかというとネガティブイメージのワードになってしまった印象があります。
そのイメージが故に敬遠する経営者も多くおられましたが、考えれば考えるほど、今こそ取り組むべき大事なテーマだと痛感しております。


今年最後ニュースレターは、中小企業が働き方改革にどう向き合っていったら良いかについて書かせて頂きます。



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2017.12.28
SUSUMEニュースレター(Vol.18)

1. 中小企業は今こそ「ツドイカツヤク大作戦」を!
  〜 働き方改革に無縁でいられる中小企業はない 〜
2. セミナーのお知らせ
3. あとがき

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1. 中小企業は今こそ「ツドイカツヤク大作戦」を!
  〜 働き方改革に無縁でいられる中小企業はない 〜

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「働き方改革」という言葉は、「ツドイカツヤク大作戦」と捉えた方がいいと、最近思っています。

キャッチコピーのセンスがなくて申し訳ありませんが、1つの意味は、人材がツドウ(集う)会社になること。
会社が来て欲しいと思う人材が関心を持ち、集まってきてくれることです。
老若男女、正社員/パート・アルバイトなど区別しません。

もう1つの意味は、そこに集まった人材がカツヤク(存分に力を発揮)できる会社になることです。



今回のニュースレターでは、働き方改革で中小企業が目指すべきこと、今なぜ働き方改革が必要かという2点を中心にお伝えしたいと思います。



【世間の働き方改革に左右されない】

「働き方改革」 イコール 『 「長時間労働削減」「女性活躍」「有給取得促進」「育児介護支援」を進めること 』、みたいなイメージが強くなり過ぎた気がします。

働き方改革の定番メニュー化、横並び化と言っていいでしょう。


「働き方改革」は元々政府の掛け声で始まり、最初は本質的な議論もされていましたが、電通問題をきっかけに働き方改革の論点が残業規制にばかり向かってしまったのも非常に残念です。


しかしながら企業は政府の意向にかかわらず、自ら選択する権利をもっています。

残業削減から手をつけるのもあり、管理職の意識改革から着手するのもよし、社内コミュニケーションや信頼関係の構築を優先するのもあり。
何をやるか、何からやるかは全て企業の自由です。

国が「働き方改革」と言うから何かしないととか、他社がやっているから当社もやらなねば・・という受け身発想ではなく、会社が持続的に発展していくために「ツドイカツヤク大作戦」にどう向き合うかが問われています。



【働き方改革とマズローの欲求五段階説】

有名なマズローの欲求5段階説はご存知の方が多いと思います。

この理論の第2段階は「安全の欲求」というものです。

職場でいえば、労働条件とか職場環境、福利厚生などを通じて安心して働くことができるかを求める段階です。
(ちなみに、第2段階の欲求が満たされなければ、人は第3、第4と上の段階に上がっていけないというのがマズローの理論です)


では、今「働き方改革」で議論されている事は第何段階と言えるでしょうか?

実は議論されていることの大半は第2段階の話なのです。


日本の会社はとっくの昔に第2段階は充足させてきたという感覚があるかもしれませんが、過剰な残業やブラック企業の存在など第2段階が危うい状況が起きているので、この解決は待ったなしです。


しかしながら、第2段階を是正すれば社員が急に頑張って働くようになるでしょうか?
それは恐らく期待できません。
仮に残業が減り、有給が取りやすくなったからといって、社員の働きぶりが大きく変わる中小企業は稀でしょう。


人がより高次の欲求に目覚めて意欲的に働くためには
(つまり、第3段階:帰属の欲求 → 第4段階:承認の欲求 → 第5段階:自己実現の欲求 へと上がっていくためには)、
社員が会社に愛着を感じ、頑張って周囲から認められ、公平に評価され、より難易度の高い仕事のチャレンジしていこうという気持ちをかきたてなければなりません。

そういう観点でいくと、働き方改革の議論が低位のレベルにとどまっていることがわかります。



【人材の力による企業の発展】

とっても当たり前のことを書きます。

企業が発展していくためには、いい人材が必要です。
その人材に辞めずに長く活躍してもらう必要があります。
その人材がくすぶっていては意味がありません。持てる力を存分に発揮してもらう必要があります。


ところが、この当たり前を阻害する要因が会社の中にはゴロゴロ転がっています。


ビジョンのなさ、戦略戦術の欠如、曖昧な役割と責任、意思決定しない、無駄な会議、無駄な業務、男女や年齢に向けられる偏見、評価の不公平、頑張っても報われない報酬制度、風通しの悪さ、良くない人間関係、家庭事情や健康への配慮のなさ、ポストの硬直化、前例踏襲主義、若手の意見を押さえつける上司、などなど。


どこの会社も頭を悩ます問題ばかりですが、上記のような阻害要因があればあるほど、その会社は人が辞めやすく、採用が進まず、社員が惰性で働き能力を活かし切れていません。


「ツドイカツヤク大作戦」でやるべき事は、重大な阻害要因を1つ1つちゃんと取り除いていく戦いです。
敢えて戦いと表現するのは、一朝一夕に改善するほど生易しい問題ではないからです。

阻害要因をクリアすると並行して、自社の魅力、社員がそこで働く魅力をより鮮明に打ち出していくのです。



【なぜ今なのか?】

「ツドイカツヤク大作戦」に着手するのは早い方がいいでしょうか?

私は早ければ早いほどいいと思います。
時間のかかる改革なので、スタートが遅いと他社からどんどん引き離されてしまいます。
もはや待ったなしだと感じています。


その理由は誰もが感じている世界最速の少子高齢化、人手不足に他なりません。


・2016年の出生数は団塊世代のピーク(1949年)の3分の1まで減りました。若くて優秀な人材は今後も採りたくてもなかなか採れません。

・アベノミクス以降就業者数が増えたと言われていますが、増加分の大半は中高年の女性です。2020年には日本人女性の半分が50歳以上になります。

・クロネコヤマトの宅急便は配達指定時間が不便になりましたよね。
24時間営業を見直す飲食店も続出しています。休館日を増やす旅館も出てきました。
「お客様は神様」を追求してきた日本の歴史において、サービスの質を下げるという意思決定をし始めたのは象徴的な出来事です。



私は時々、クライアント企業に10年後の年齢構成を書き出してもらうことがあります。
特に新規採用で苦労している会社は、現有社員がそのまま年を重ねるので、10年後は50代〜60代が中心メンバーなんて事もよくあります。

50代の親は80代だとすると、親の介護が大きな問題になり、仕事への影響も避けられません。
そういう会社はシニアの雇用継続や勤務形態をどう設計していくか、他方で若手〜ミドルの人材をいかに確保するか真剣に考えていかねばなりません。


他にも人をめぐる様々な問題が襲ってきます。


・東京圏では優秀で意欲的な人材ほど、副業・兼業や独立に積極的。この傾向は徐々に全国に波及していくでしょう。

・既にAI技術者などは新卒でも年収数千万円がグローバル相場となっており、日本企業はついていけていません。
他の職種も給与格差が広がる可能性が高いです。

・外国人技能実習生への依存度が高まっていますが、外国人にとって日本は魅力的な労働環境とは言えなくなっています。(高くない報酬、劣悪な労働環境、キャリアアップの道がない、英語が通じない、等々)


一方で、逆のベクトルの動きもあります。

今人材が足りない足りないと言っていますが、AIやロボットの活用が進むと、仕事で求められる能力が変化します。

単純定型業務ばかり担当し、その変化に取り残される社員にはやらせる仕事がなくなるかもしれません。
解雇する訳にもいかないし・・・と、人手不足の今とは逆の悩みが出てくる可能性もあります。


社員の育成観点からみれば、働きやすい環境を用意してあげるだけでは、時代の大きな変化を乗り越えられる力がつきません。

働きやすい環境で満足させるにとどまらず、社員の自律的な働き方、能力の向上につなげる視点も外せないと思います。



色々な事象を述べて参りましたが、企業の人材をめぐる活動においては、これだけ大きな変化がすぐ先の未来に待ち受けています。

この変化に対して「うちは特に関係ないよ」と言い切れる企業は果たしてあるでしょうか?




以上、『中小企業は今こそ「ツドイカツヤク大作戦」を!』でした。




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2. セミナーのお知らせ

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年明け2018年1月に3ヶ所で働き方改革に関連する
セミナーに竹居が登壇いたします。


■宮城県 働き方改革戦略セミナー
〜 「働き方改革」で激動の労働市場の変革に打ち勝つ 〜
2018年1月23日(火)
http://www.m-sensci.or.jp/_userdata/news/171208.pdf


■山形県 プロフェッショナル人材戦略セミナー
〜 中小企業は「働き方改革」にどう向き合うべきか 〜
2018年1月24日(水)
https://goo.gl/PJMmBj


■宮崎県 中小企業の働き方を変える攻めの経営改革セミナー
〜 中小企業は「働き方改革」にどう向き合うべきか 〜
2018年1月30日(火)
https://goo.gl/3J8oub




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3. あとがき

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健康がちょっとしたマイブームになっています。

40代後半ともなると老眼が始まり、ぽっこりお腹が常態化し、乾燥肌も悪化したりと、何だか良くない流れを感じていました。

たまたま知人が運営するカラダ改善プログラムに参加し、食事、睡眠、体の動かし方などを見直しました。

人生初体験はプチ断食プログラムです。
家にいるとあれこれ食べたくなってしまうので、草津温泉のホテルに2泊3日缶詰めになり、計5食を野菜ジュースとお茶だけという体験をしました。

2日目の夜にお腹がグーグー鳴り、少し頭がくらくらした瞬間はありましたが、それ以外は特に苦しいこともなく、無事終了しました。

プチ断食の成果は、
・ぽっこりお腹が解消したこと(その後徐々に戻ってきてはいるものの・・)
・自然の味の美味しさ、有難さを感じる味覚になったこと。どぎつい甘さなどを以前より好まなくなった
・よく噛んで食べる意識が生まれたこと

感覚的ではありますが、体に入れるものを絞ることによって、逆に体の感覚が鋭敏になり、本来持つ力が戻ってくるような感じがしました。

年末飲み過ぎて体が重たい方、気分をリフレッシュしたい方には結構おすすめです。




株式会社SUSUME 代表取締役
竹居淳一




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株式会社SUSUME
『人づくりこそ、事業づくり、国づくり』
〜中小ベンチャー企業の社外参謀として、人材育成、人材力を軸にした戦略実現を支援します〜


<サービス内容>

■人材育成コンサルティング「人が育つ会社の作り方」

人が育つ会社には、小手先の研修ではなく、日々の仕事を通じて人が育つ仕組みがあります。
企業風土、仕事の仕方/与え方、コミュニケーション、制度などに人が自律的に育つ要素を埋め込んでいきます。
http://susume.co.jp/services/consulting


■社外経営参謀

重要度、難易度の高い経営諸課題に対して、経営者のブレインとして、ディスカッションパートナーとして、時には実行推進役や社員を導く役として、ハンズオン型で課題解決に導きます。

支援テーマは、「経営戦略、経営管理・営業管理の仕組みづくり、業務改善、事業開発、人材採用など」。多様な角度/切り口から会社の将来を実際に動かしていくための支援を行います。


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